新入社員の1日(建築技術職)
新入社員の頃は、右も左もわかりません。ここでは、新入社員の1日のスケジュールをご紹介します。
先輩社員の下で、少し慣れてきた頃の1日です。
現場の朝礼からスタートです。司会進行もりっぱな仕事。大勢の前で、はじめは緊張します!大丈夫です。慣れます。
朝礼では、各協力会社の作業内容や人数の確認、全体の作業の流れ、現場の進捗状況、危険箇所や立入禁止箇所などの注意事項を発表します。
朝礼が終われば、個別に細かい打合せもしたりします。
本日は、相談があったサッシの納まりについて指示。分からなければ、先輩に聞くように!
現場を巡回して、各工程について進捗はどうか確認してまわる。同時に品質的に問題な所はないかチェック。とにかく、常に図面を持ち歩き、現場の事を頭に入れよう!
また、危険な箇所、危険な作業をしていないかもチェック。
現場は危険がいっぱい。注意して移動しよう。
休憩時間は、型枠業者さんと談笑。他愛のない会話から、勉強になることまで。
もちろん、施工方法や今後の流れの確認をするチャンスでもあります。コミュニケーションが大事です。
明日の作業へ支障がないか巡回。現場は、なにが起こるかわかりません。
人員不足や天候などに左右され、その都度、調整が必要な場面もあります。
電話などで協力業者へ連絡調整。
お昼は思いっきり休憩
品質のチェックの為、現場へ。
鉄筋が図面通りに配置されているか確認したりします。
問題がなければ、工事写真を撮ります。工事写真とは、図面通り施工されているか確認した証拠です。
間違いがない様に、慎重かつ迅速に撮影します!
デスクワークもあります。安全日誌の作成、各見積書の精査、請求書の確認、施工図の作図、社内提出書類の作成などなど。工事写真の整理なんかも重要な業務です。
撮影した工事写真を先輩にチェックしてもらい、アドバイスをもらいましょう。
各協力会社の現場作業が終わった後、現場の状況を把握します。危険箇所がないか、施錠の確認など行います。
今日の安全日誌などの書類を提出して帰宅です。
※工程的に日数がない現場や、工事の進捗具合によって、残業が発生する場合も多々あります。
しかし、社会情勢的にそういった仕事も徐々に減ってきております。
どうでしょうか?大変だと感じたのではないでしょうか。
技術職は、いろいろな業務を行います。工事現場は、安全に、しっかりとして工程で、品質よく、かつ経済的に進めなければなりません。
大変な仕事ですが、完成に至るまでに様々なドラマがあり、その場所に一生残るあなたの仕事です。