こんにちは
今日は研修がてら工場見学をしてきたので、ご紹介します。
南国生コン出水工場さん
建設業ではコンクリートをよく使用します。
切っても切れない縁です。 しかし、一般の方には馴染みがないでしょう。
コンクリートとは、簡単に申しますと、セメントと水と砂や砕石で構成されてます。
固まった後の状態はさすがに目にしていると思います。あの石のように硬い構造体のイメージですよね?
固まる前はどんな状態かわかりますか???
こんな状態です。 この状態を通称”生コン”といいます。
工場では原料であるセメント、砂や砕石、水をそれぞれ計量し、混合撹拌して生コンを製造します。
生コンは、強度などによってそのセメントなどの配合がそれぞれ違うんです。
1台ずつ配合が違う発注をどう管理しているかというと、こんなカッコいいデスクで操作を行っているそうです。
コクピットのようでカッコいいですね!
製造した生コンは、通称”生コン車”で現場に運搬します。
さて、生コン工場は作って終わりではないのです。
作った生コンがちゃんと強度が出ているかも確認します。
これがコンクリート圧縮強度試験です。
写真はテストピースを横にしてますが、ほんとは縱ですよ。
特別に割ってもらいました。なかみはこんなになってます。
見るからに強そうだ。
こちらは壊されるのを待つコンクリートたち。
ルーツは紀元前 ?!まだまだ進化
生コンは奥が深い材料です。ルーツは紀元前と言われています。
当たり前に使われていますが、専門性が高く、研究がどんどん進んでます。
我々技術者も勉強をして、少しでも長持ちで良質な建設物を造っていきたいです。
南国生コン出水工場さん、お忙しいなかご協力ありがとうございました。