どちらがいいですか?
まだまだ寒い季節が続き、春の訪れが待ち遠しい季節ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
田頭建設に一本ある桜の蕾が、少しずつ大きくなってきて時々見るのが楽しみになってきました。
今日は、夏も冬も快適に過ごせる家に何が必要か、高性能なエコハウスとは何か、少し考えて頂きたいと思います。
普通な家と低燃費な家
安く建てられる普通な家、高いけど低燃費な家。
普通に建てる事が出来るならと、金銭的な事を考え多くの方は、コストが安い普通な家を選ぶのではないでしょうか。断熱性能が高い低燃費な家は、手間とコストがかかるからです。
ですが、将来を考えれば、本当にそうでしょうか?
エネルギーコストを忘れていませんか?
普通の家は、まず初期コストがかからないだけで本当に安いのか。
お家を建てる時の、初期コストだけに注目したのが普通の家です。
これに比べて、初期コストは高いものの、エネルギーコスト(30年間の生活で必要な電気・ガスの総額)を考慮して設計されたのが「低燃費な家」になります。
皆さんは毎月エネルギーコストにいくら払っているか知っていますか?
私たちは、高いエネルギーコストを日々分割払いしているんです。
しかも、燃料価格(石油や石炭)などは、過去の例を見てみても、これから10年20年後どんどん上がる可能性が高いと思いませんか?将来の支払額を考えると不安になってしまいますよね。
具体的な数字を挙げてみると、一般的な約120㎡戸建の場合、現在のエネルギー価格だと年間25万円ほどの光熱費がかかります。
“25万円×30年=750万円”
一方、エネルギー消費量が従来の半分で済む「低燃費な家」の場合は、将来のエネルギーコストが半分なので、375万円浮く計算になり、お家のアップグレードに使えます。
現在の価格でこれだけ浮く計算になるので、エネルギー価格が高騰するかもしれない事を考えると、いかに低燃費な家が必要か分かると思います。
快適性が違う
「普通の家」と「低燃費な家」は、総合的な金額が同じでも、快適性は全然違います。
断熱・気密や窓にお金をかけることで生活の質が大きく変わります。
窓を樹脂にするだけで結露に悩まされる事も少なくなりますし、窓周辺で感じる寒さも変わってきます。
そのため、金額差がないのであれば、ガスや電気を買うより暮らしの質を良くする方が、毎日快適に過ごすことが出来ます。
車を選ぶときに、燃費性能を重要視しエコカーを購入する方が多いように、家の将来性も燃費を頭に入れて考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
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- 普通の家は安くない。
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- 家を建てるということは、30年間の電気・ガスエネルギーを一緒に買うという事。
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- 最終的に同じ金額なら、快適性の為に使った方がいい!
いかがでしょうか。
一つの視点を変えるだけで、家づくりも建てる事が重要なのではなく、その先の生活に意識を置くことの大切さを分かっていただけると思います。
もし何かご相談がありましたらお気軽にお問合せ下さいませ。
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